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東洋製鋼の本株券の代表者は大山梅雄と言い、ちょっと有名な方です。
昭和40〜50年のころ企業再建の名人で再建王といわれた三人、
早川種三氏(佐藤造機<現三菱農機>・興人)、
坪内壽夫氏(佐世保重工・来島ドック・函館ドック)のもう一人が大山梅雄氏です。
大山氏は東証1部・(株)ツガミや池貝を再建し、国産初の旋盤メーカーである東洋製鋼には、
昭和56年 経営危機に陥った時に乗り込んできました。
そのあと息子の龍雄氏が池貝・東洋の社長になったが、
何年か前に龍雄氏がなくなったのちに、両社の経営は左前へ。
倒産にはいろんな経緯もありますが、
沖縄米軍基地地主会のプール資金数千億円の融資が受けられるという架空融資話
で話題を集めたA氏(沖縄県で金融業を経営)と、倒産時の稲川社長(池貝も社長)が接触し、
稲川社長は取締役会も開かずに11年10月25日、
独断でA氏の代表取締役登記をなすということが起こり、その後社内は騒然。
1週間後の11月2日社長をはずした臨時取締役会で
A氏解任を決議し事態収拾を図ったということがありました。
本件によって経営陣に亀裂が生まれ、
銀行(メイン・興銀)の信用失墜を招き今回の措置に至ったようです。