大正15年3月、川崎電気商会として創業、昭和15年川崎電気(株)として法人化された配電盤製造会社。
同37年東証2部に上場、同61年には横河電機の出資を受 けていた国内最大の専業メーカー。
配電盤41.1%、分電盤23.2%、自動制御盤16.3%、
遮断機・開閉器・その他19.4%の製造を行い、ピーク時には年商274億2264万円。
 しかし、景気低迷に伴う設備投資意欲減退から受注が減少。バブル期にグループ会社を含めて
生産拠点の増設及び福利厚生施設取得を行ったが、バブル崩壊により過剰設備、
過大有利子負債として残り、収益改善の足かせとなっていた。
また、平成11年度決算において、不良資産の売却処分、
グループ会社の整理統合を行ったことで、約22億円の債務超過に陥った。
 このため12年6月、(1)減資による欠損金の補填(約69億円)(2)新生銀行ほか
主力銀行に対する債務免除要請(約35億円)(3)第三者割当増資を柱とする経営計画を策定。
自主再建を目指していたが、ここにきて資金調達も限界に達し自主再建を断念、
今回の申立となった。 ですって。

大正からある歴史の深い企業ですね。

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